丹波の自然を愛して
人を紡ぐバウムクーヘン

株式会社まさゆめさかゆめ 代表
葉山 生子さん    はやま いきこさん

九州出身。大阪府で野菜会席店を経営した後、丹波市柏原町に移住。
大ケヤキ(木の根橋)に魅せられ、丹波の食材を使ったお菓子作りに励んでいる。
*まさゆめさかゆめ Web http://masayumesakayume.com/

きっかけは大ケヤキとの出会い

10年程前から大阪で和食の店をしていました。
そこで使う器を作りたいということで丹波にご縁をいただき、丹波市青垣町にある窯で焼き物をする為に度々丹波を訪れていました。
そんな中で、町おこしのお話をいただき現地を訪れた時に大ケヤキに出会いました。
元々実家が材木店だったので木に囲まれて育ってきておりました。樹齢千年のケヤキの木はそう珍しくはありませんが、木の根っこが川を渡しているのに驚き、この素晴らしい力を持つ木の傍で仕事がしたい、父もケヤキの木が大好きだったので、ここで仕事ができたらと考えお店を開きました。

木のお菓子 バウムクーヘンで人と人を紡ぐ

丹波には美味しい素材が沢山あります。その丹波産素材を使った加工品を作って地元に還元できることがしたいと思いました。

丹波市柏原町、奥村川(川幅8m)を
大きな橋となってつなぐ木の根っこをもつ「木の根橋」の大ケヤキ!
この木のように人と人とをつなぐ架け橋になれたらという想いで
贈り物に使われるお菓子「木のお菓子」バウムクーヘンを作ろう!と考えました。

丹波のお米と卵を使ったお菓子作り!
丹波にもともとあった米粉では粒子の粗さが違い
お餅や和菓子はできるけれども洋菓子は焼けません。
そこでお米を細かい粒子まで製粉して下さるところを探しました。
南丹市の園部にあると聞いて訪ね、バウムクーヘンに使える米粉を作っていただけることになり、丹波産米粉のバウムクーヘンは実現しました。
手間暇、原価的にも従来の2倍はかかりますが
新米の時季には新米の味がするバウムクーヘンが作れます。
だから自然いっぱいの丹波が味方してくれ、他とは違う大きな味の違いとなって表れます。産みたての卵、挽きたての米粉のふんわりと優しいお味を楽しんでいただけるよう保存料、着色料を使わないシンプルな味に焼き上げています。

自家農園で丹波ならではのお菓子づくり

「食育」は自分の中で重要なテーマです。
丹波の土、畑から生まれる!をコンセプトに
「農家の作るバウムクーヘン」を始めたい!
それが丹波ならではのお菓子づくりにつながる!と思い農園事業も始めました。
篠山で除草剤も農薬も使わない農園をしている方との提携によりその思いは実現し、無農薬で育てた黒豆を独自焙煎、独自製粉して、黒豆きな粉のバウムクーヘン
「欅けやき」ができました。ベーキンパウダーもアルミフリーのものを使用するなど自然の優しさを伝えるお菓子作りを目指しています。

農園では定期的に関西圏から子供達が遊びに来ます。
子ども達が裸足で遊べる農園を目指しています。
裸足で土とふれあい生き生きとした表情になって行く様子はとても嬉しく、
食の安全性が問われている時代だからこそ無農薬や添加物を入れない食にこだわりたい。
そんな仲間が集まって来る農園で野菜作り素材作りをして安心安全な食を提供できる場を作り、笑顔で世界中の人に美味しいものを美味しいところとして丹波篠山を拠点に情報発信していきたいと思っています。
”自然から”ということがすごく大事で、土から生まれて最後はまた土に返すような独自の六次産業を目指しています。

丹波の魅力とは

美味しい力のある素材です!
丹波の素材にはシンプルな味が合うと思います。
ですから、和食の味の考え方で引き算の味の作り方をバウムクーヘン作りにも生かしています。
手間ひまかけてシンプルに!丹波栗、丹波黒豆、丹波大納言、丹波米、丹波の卵が活きる!お菓子づくり味作りをしています。

TAMBA HAPPiNESS MARKETの

実行委員長でもある葉山さん。

通りのシャッターが閉まってきている現状を見て、奥丹波の城下町を盛り上げようと若手商業者が中心になって始めました。
マーケットには、地元をはじめとするこだわりの食材や手しごとのお店が集まります。
柏原で、豊かで良質な食や地元の人々の温かさに触れてもらうことで、丹波地域の魅力を伝えていきたいと考えています。
毎月第2土曜日に開催しているので、ぜひ皆さん遊びに来てください!

(取材:平成26年10月)

※掲載している記事の内容及びプロフィールは取材当時のものです。

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